実績とこだわり

― エキゾチックアニマルに寄り添う、確かな技術と35年の信頼 ―


エキゾチックアニマルに多い骨折、脱臼、歯科の不正咬合、臼歯過長症などに対して、専門性の高い治療が可能です。
小さな体に配慮した安全な技術で、負担を最小限に抑えた治療を提供いたします。


長年の臨床医としての経験の中で得意とする手術例を挙げます。

  • 犬の膝蓋骨脱臼整復手術(gradeⅡ及びgradeⅢ)約350例
  • 犬の骨折整復手術(四肢骨骨折例 プレート内固定及びピンニング整復) 約240例
  • ウサギの避妊手術及び子宮腺癌摘出手術 約850例
  • ウサギの無麻酔下における切歯・臼歯処置(不正咬合による症例) 約12,000例
  • チンチラの子宮蓄膿症摘出手術 95例
  • エキゾチックアニマルの骨折整復手術(げっ歯目と鳥類及び爬虫類の合計)約310例

上記疾病で悩まれている場合は、是非ご相談ください。
なお、上記以外の疾病の手術も豊富に経験しております。


齧歯目などの動物では、生まれついての歯の噛み合わせが悪い(不正咬合)ため食餌が上手に咀嚼できず、その結果、歯の先端が摩耗せず伸長することで、口腔内に傷を作り、最終的には鼻や眼にも病変が及び死の転帰をたどるケースがあります。
ここで一般的には、全身麻酔下で伸びた歯をカットして調整しますが、例えばウサギでは週に切歯は約2㎜、臼歯は約1㎜以上の割合で終生にわたって伸び続けます。
不正咬合の酷い個体であれば歯の調整が毎月必要となります。
しかし、あなたは自分のペットを毎月全身麻酔をかけて歯の調整を希望されますか?
ガス麻酔による全身麻酔でも例えばウサギの場合、犬猫に比較して全身麻酔の事故は約50倍多いと報告されています。
ウサギ、チンチラ、モルモット、ハムスターなどの小動物は全身麻酔によるリスクも大きく、特に繊細な対応が求められます。
終生に渡り全身麻酔を毎月実施することは、非常に危険な行為となり、事実上不可能です。
不正咬合を患っている多くの動物たちは、上記の理由で口腔内の苦痛を耐えながら生活している事を認識して頂きたく思います。
私は動物の状態を慎重に見極めた上で、恐らく多くの病院では提案されない無麻酔での歯科処置を多数実施しています。
この処置は、私のオリジナルの術式で安全に歯科処置を実施させて頂いています。

極力、動物の身体的負担、および飼い主様の経済的負担を軽減する診療を重視しています。


長年の臨床経験の中で、飼い主様目線での診療の重要性を痛感してきました。
複数の治療法が考えられる場合には、動物への負担が出来るだけ少ない方法を優先的にご提案し、その上で飼い主様とご相談のうえ、最適な治療を選んでいただきます。


診療後は、飼い主さまへ分かりやすく丁寧にご説明し、ご家庭でのケアについても具体的にアドバイスいたします。エキゾチックアニマルに不安を抱える飼い主さまに、安心と信頼をお届けすることを大切にしています。


以下の動物を中心に診療を行っております。※下記以外にも対応可能な場合がございます。お気軽にお問い合わせください。

  • ウサギ目、齧歯目、食肉目など

ウサギ・モルモット・チンチラ・ハムスター・リス・デグーマウス・フクロモモンガ・フェレット・ヨツユビハリネズミなど

  • 鳥類

小型愛玩鳥

セキセイインコ・オカメインコ・文鳥・コザクラインコ・ボタンインコなど

  •  爬虫類・両生類

リクガメ・水棲カメ・フトアゴヒゲトカゲ・ヒョウモントカゲモドキ・カメレオン・ヘビ(ボールパイソン、コーンスネークなど)・両生類(ウーパールーパー・ベルツノガエルなど)

診療スケジュールは完全予約制となっております。
提携病院のサイトから私が出勤している日時を選択して頂き、「伊藤獣医師」を指名してご予約ください。
診療日時については、下のGoogleカレンダーをご参照ください。